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Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド
リリース7.0
E05167-01
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TTCONNECT.INIファイルの使用

TimesTenでは、TTCONNECT.INIファイルを使用して、サーバーの名前と属性、および論理サーバー名とそれらのネットワーク・アドレスとの間のマッピングを定義します。この情報は、TimesTen Clientがインストールされているマシンに保存されます。デフォルトでは、TTCONNECT.INIファイルは、/var/TimesTen/sys.ttconnect.iniです。

実行時にこのファイルの名前および場所を上書きするには、TimesTenアプリケーションを起動する前に、SYSTTCONNECTINI環境変数にTTCONNECT.INIファイルの名前および場所を設定します。

UNIXでのサーバー名の定義

UNIXでは、TTCONNECT.INIファイルにTimesTen Serverの短縮名を定義できます。TTCONNECT.INIファイルでのTimesTen Server指定の形式は次のとおりです。

たとえば、リモートTimesTen Serverのサーバー指定は、次のようになります。

[ttserver]

Description=TimesTen Client/Server

Network_Address=server.company.com

TCP_Port=17002

UNIXドメイン・ソケットを使用しているローカルTimesTen Client/Serverアプリケーションの場合、ネットワーク・アドレスをttLocalHostとして定義する必要があります。サーバー指定は次のようになります。

[LocalHost70]

Description=Shm TimesTen Client/Server

Network_Address=localhost

TCP_Port=17002

共有メモリー・セグメントを内部プロセス通信に使用しているTimesTen Client/Serverアプリケーションの場合、ネットワーク・アドレスをttShmHostとして定義する必要があります。サーバー指定は次のようになります。

[ShmHost70]

Description=Shm TimesTen Client/Server

Network_Address=shmhost.company.com

TCP_Port=17002